固着して緩めようとしても緩まない、諦める前に緩めるコツを書いてみます。お役に立てれば幸いです。

目次
緩めるのに失敗してネジが舐めてしまう、よくありますよね。
・今回はネジやボルト、ナットと言ったものを緩めるときによくあるのが舐めてしまった・・・そんな
経験がある人多いのではないですか?
(ネジが舐めるとは・・・力任せに回して頭がニュルっとなって工具が合わなくなることですね、簡単に言えば)
・よくあるのが特に何も考えず緩める方向に力を入れて回す、?あれ?緩まないぞ・・もっと力を入れて
グググ・・・グニュ・・・ん?もうできん・・・しらんわ・・・
ですね。
これはまず最初に確認して欲しいのが工具の大きさが合っているかです。
工具の選択で回避できることもあります。
・一般的に多いのがプラスのネジが舐めてしまったということです。これには大きさがあります。
大きさは表現の仕方が難しので工具で見てみると持つところは手のひらサイズで長さがそれと同じぐらい
なので大体21cmぐらいですかね、それの1.5倍ぐらいの長さ約30cmぐらいの長さのドライバー
全体の長さですね。この2つで大体事足ります。
そして多いのが大きいドライバー用のプラスネジに対し小さいドライバーで回そうとする、そして舐める。
これは工具が合えば回避大体回避できます。
余談ですが、新しく入った人とかも何も考えず小さいドライバーでなにもかも緩めようとして惨事が起こります。
・あとお勧めは何といっても貫通ドライバーですね、これで更に緩めやすくなります。
KTCは使いやすくていいですよ、そして持ち手のすぐそばに六角の10、12が当てられるので力が必要な時は
そこにスパナを当てて回すこともできます。
・なぜ貫通ドライバーかというと、ここが肝ですよ。
緩まないときは、無理に緩めない。そのときは貫通ドライバーを当ててハンマーで叩く、叩く、叩く、回すで
緩みます。
これを貫通ドライバーでやらないと工具が壊れるのとクッションになって力が伝わりにくいからもあります。
最終奥義伝授(大げさです。)
・緩めるときの最終奥義をお伝えします。
・それは、7:3 です。か 8:2
7(8) が押さえつける力 : 3(2) が回す方向にかける力 の比率で力配分をすると
舐めにくくなりますし。
緩めの達人になります。
・固着してさらにネジロック(ロックタイト)されている時は9:1かそれでも怪しい時は
10:0でいいです。それは工具を手でしっかり固定してハンマーで叩く、叩く、叩く、叩く、叩くそして
叩きながら少し回すで緩みますが、それでも頑固な時は、ドライヤーを持ってきてホットでひたすら
温めてください、ヒートガンがあればそれがいいです。
これで緩めの達人になれます。
最悪の結果折れることではありません。舐めることです。
・ググググッ・・・・スカッ・・・あ、折れた・・・・もうしらん。
ってなることもありますが、そこはしょうがないと思いましょう、折れるべくして折れたと言う事です、
大事なのは折れたネジやボルトを抜くことです。それも簡単に取れるコツがありますが、
それはまたの機会にお話しします。
そう。折れてもへっちゃらさの気持ちで緩めましょう。
最悪なのは舐めることです。これだけは気を付けてくださいね。
それでは頑張ってまずは7:3の力配分をマスターしていきましょう。